障害があるからこそ、地域で生き生きと暮らしたい。

障害児を育てる親たちと、サポートしてきたボランティアスタッフが「この指とまれ」と集まりました。出来ることから、必要なことからと歩んできました。

活動資金を得るため、バザーを開き、「リサイクルショップ」を開店し、拠点づくりに全会員が力を合わせました。

「ほっと」という愛称をつけた拠点を南街に借り、子ども達も大人達も心の寄りどころとなる大切な場所を持ちました。

平成１５年８月ＮＰＯ法人となり、平成１６年念願の補助金が付き「東京都通所訓練等事業の地域デイグループ事業この指とまれ」として安定した活動ができるようになりました。

平成１８年、法人所有の土地を取得、東京都の整備費制度を利用し、自分たちの家を建てました。資金作りは全員の知恵と結晶でした。

今までの活動に加え「グループホーム」「ショートスティ」「日中一時支援事業」と活動が広がりました。又、「ホームヘルプ」の事業所を独立しました。

平成２７年「社会福祉法人この指とまれ」となることが出来、同時に「相談支援事業」も始めました。

平成２９年８月、多くの方々のご協力を得て、新事務所を持つことができました。法人本部を置き、ホームヘルプ事業と相談支援事業事務所を同じ建物に移転しました。同年９月、不足していた放課後等デイサービスを増設しました。

令和６年「放課後等デイサービス」の報酬減とコロナ禍が重なり、２カ所の放課後等デイサービスを１か所に縮小せざるを得なくなりました。放課後等デイサービスで使用していた場所は、グループホームの居室に改装し、１階を念願だった「女子寮」とし、２階を「男子寮」とし、定員を増やしました。

これからも、色々な障害、幅広い年齢の方々を対象とし、多岐にわたる要望に応えることを法人の長所として、理想に沿って将来に引き継ぐ活動にしていきます。